「彼岸」という言葉には、なんとなく「あの世」的なイメージなどが付きまといますが、本来はそういうどこか別世界を指すものではありません。迷いと苦しみの中で生き死にする私たちの在り方を此岸(しがん)と表して、そこから解放された仏教の理想の境地を「彼岸」と表現したものです。(ちょっと難しいですね!!)
『お彼岸』にはお墓参りをするのが通例ですが、真宗(当園理事長が、住職を務める光讃寺の宗派)では、故人を供養するというのではなく、亡き人をご縁に仏法に出逢わせていただき、今の自分を見つめ直す大事な行事なのです。
・・と、難しい話でした。
さて、下の写真は、今日のおやつ『おはぎ』です。

園児のみんなは基本、外があんこのおはぎを一人1個ですが、お替わりを2~3個食べた子も・・・ やはり人気は、黄な粉のおはぎでした。
ちなみに、ぼたもちは牡丹の季節、春のお彼岸に食べるもの。一方おはぎは、萩の季節、秋のお彼岸に食べるものだとか。同じものでも季節で呼び方が違うんですね。でも最近では、年中『おはぎ』でお店では売られることが多いのだとか・・。
- 関連記事